ニルヴァーナ

Nirvana

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NIRVANA のTシャツを着て歩いている人をよく見かけるようになった。昔の音楽がまた流行るなんてことも多いから、そういったブームかと思っていたのだが、どうやら、音楽とは別に、Tシャツのデザインから入る人もいるらしい。

確かに、デザインとして見ても、純粋にカッコいい。また『NIRVANA』という名前も、意味的には「涅槃(ねはん)」だし、音楽と関連付けなくても、その魅力に変わりはないのだろう。

Nevermind

アルバム『Nevermind』を初めて聴いた時には、カート・コバーンは既に亡くなっていた。自分が16歳くらいの時だったろうか。イトーヨーカドーの食品売場の品出しでアルバイトをしていた。その休憩時間、一つか二つ上の先輩に勧められた記憶。

「もうボーカルの人は亡くなっちゃったんだけど——」と、そのバンド名とアルバムを教えてもらい、翌日すぐに買いに行った覚えがある。中学生の時には洋楽に触れる機会がなかったので、このタイミングから色々聴き漁ったのだと思う。

厳密に何が一番最初だったかは覚えていないが、最初に買った数枚のうちの一枚が『Nevermind』であったことは確かだ。振り返ってもラッキーだったと思う。多感な時期の自分に、よく響いた。曲から歌詞から、その生き様まで、全てが最高にカッコよく映ってしまった。

Kurt Cobain

カート・コバーンを知らずにTシャツを着ている誰かも、何かのキッカケでその音楽に出会い、とんでもなく響いてしまう。そんなことが、今も起きているのだろう。どこかではきっと。

なかなか素敵な物語だと思う。音楽ってやつは、タイミングが良いと(悪いと?)ド派手に吹っ飛ばされてしまい、一生の何かを変えられてしまったりもするからな。そういう事故には気をつけたほうが良いって、学校で教えた方がいいぜ。

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